22Feb
手術当日
手術当日の朝、
5時40分ごろ目が覚め、お手洗いに行ったりしてぼーっとしていたら、
6時を過ぎてしまっていた!
が~ん!Σ(゚д゚lll)
今日は手術で午前6時以降は飲食水分禁止だから、
6時前にお水を飲んでおこうと思っていたのに・・・うっ;つД`)
バカ、私のバカ(笑)
と思いつつ、カーテンを開けて窓の外を見ると、
まだ月が白く空に浮かんでいて、なんか幻想的で綺麗だった。
さて、いよいよ手術当日だ。
8時30分には母と三女が付き添いのために来ることになっている。
起きてから、スマホをさわったり雑誌を見たりしているうちに7時過ぎ。
看護師さんが検温と血圧を測りに来てくれた。
熱も血圧も問題なし。
その後しばらくして、点滴をしてもらった。
最後に左の胸をよく見ておこうと思い、
マーキングされた胸を見たり、さわったりしりつつ、
なんて言ったらいいんだろうなぁ?なんて思う。
ありがとう?なのか、
おつかれさま?なのか、
それとも、ばいばい?かな。
48年間ずっと、当たり前にある体の一部だった左胸、
切り落としてしまうなんて、なんだか妙な感じだ。
そうこうしているうちに、8時過ぎ、母と三女が病院に到着。
そして、看護師さんが手術着と弾性ストッキングを持ってきてくれたので着替える。
長い髪を編んでひとつにまとめて、手術準備完了!
手術室へ
時間になり、看護師さんに案内されて手術室へ。
手術室の入口までは家族と一緒に行って良いので、
母と三女と一緒に歩いて行って、入口でばいばいする。
手術室手前で、名前の確認と、手術する部位を確認してもらい、
(看護師さんに聞かれるので、声に出して答える)
いざ、手術室へ。
今回はちゃんと、病院内で履くようのクロックスのバレエシューズを持ってきたので、
ベッドに乗る時に楽勝で脱げたわ(笑)
(前回、センチネルリンパ節生検での手術の際には、
もふもふブーツで手術室まで移動したのだ(^^;))
ベッドに横になり、なんかアイドル?の曲がかかってる~、
前のセンチネルの時は英語の曲だったな~・・・
先生の趣味なのかな~・・・等と思いつつ、
麻酔が効いて眠りに落ちる・・・。
手術後
目が覚めると、病室にいた。
午後3時ごろ終わったらしい、
妹と長女も来てくれていた。
手術後、5時間は心電図モニター、酸素マスク、両足のマッサージ器具がついたままだ。
右腕には点滴もついているし、ほとんど動けない状態(;´Д`)
前回の手術の時もそうだったけど、この5時間が結構、いや、かなりつらい。
のどカラッカラだけど、お水はまだ飲めないし、思うようには動けないし・・・。
午後3時ごろに手術が終わったので、
午後8時になったら、お水が飲める~!と、
指折り数えて時間が過ぎるのを待つ。
5時間の間、あと何時間?
などと家族と会話したり、
形成外科の先生が様子を見に来てくれて、お話したり、
うとうとと眠ったりしつつ、時間が過ぎていった。
容体急変
手術後、30分おきくらいに看護師さんが来てくれて、
血圧を測ったり様子を見たりしてくれる。
ドレーンからの排液量も問題なく過ごしていたのだけれど・・・。
5時間経過まで、あと1時間くらいになったところで、
なんだかすごく気分が悪くなってきた。
大量の汗が出てきて吐き気がする。
看護師さんに体を横にしてもらって、吐こうとするけど、吐けない。
しかも、お手洗いにめちゃくちゃ行きたい!
「気持ち悪いし、めちゃおトイレ行きたいです~((+_+))」と看護師さんに訴え、
ベッド上で尿器の準備をしてもらったけれど出ない・・・(;´Д`)
そうこうしているうちに、5時間経過まであと30分。
ベッド横に簡易トイレを用意してもらい、
簡易トイレに移動してしましょうか、ということで、
体を起こしてもらった丁度その瞬間!
ふーっと意識が遠くなってブラックアウト・・・。
気絶ってやつ?
何分くらい気絶していたのか・・・(たぶん数分だと思う。)
看護師さんの、「〇〇さーーーん!〇〇さーーーん!わかりますかーー!?」と大きな声が聞こえて、
気が付くと、なんだかあたりが騒然(本当に文字通り騒然!)としていた。
家族は廊下に出され(ていたらしい)、
お医者さんや看護師さんに取り囲まれている私(^_^;)
形成外科の先生の、
「さっきはこんなに出血してなかったのに!」
という声が聞こえ、
「救急の〇〇です!足の付け根から採血しますね!」と青い服を着た救急のお医者さんまでいる。
どうも手術後に体内に入れてあるドレーンからの出血が多く、
出血と血圧低下で意識を失ったらしい。(たぶん)
あれよあれよという間に救急のお医者さんにパンツを脱がされ(笑)
(結構なイケメンだったんだよなこれが)
導尿カテーテルを入れられて、足の付け根から採血されて、別室に移動(大部屋だったので)させられた。
大部屋の同室の方たちはさぞびっくりしたことだろうと思う・・・
びっくりさせてすまない。
母と娘たちが心配してオロオロしていたので、
とりあえず妹だけに残ってもらって、何かあったら連絡するからということで自宅待機してもらった。
個室に移動してから、形成外科の先生がいらして緊急手術が必要な旨説明があった。
手術した部位からの出血があるので、止血のために再手術が必要らしい。
血液検査の結果、ヘモグロビンの値がすごく下がっているので、輸血も必要とのこと。
手術同意書に妹にサインしてもらう。
ほええ~~(;´・ω・)
あともう少しでお水が飲めると思っていたら、まさかの容体急変、再手術。(^_^;)
緊急手術(再手術)
そんなこんなで再び手術室へと移動。
今度は徒歩ではなくストレッチャーに乗せられての移動だ。
なんか、ドラマに出てくる病気の人みたい~と思っていた。
(いや、病気なんですけどね)
手術室に入ってからはもう、すぐ麻酔をかけてもらったので、
当然のことながら覚えていない。
20時半から22時くらいまでの手術だったらしい。
手術後、個室へ
手術が終わり、大部屋ではなく先ほど移動させてもらっていた個室へ。
形成外科の先生が来てくれて手術の様子を説明してくれた。
思ったより出血してなかったこと、
しっかり止血したので、もう大丈夫!とのこと。
「全力でとめに(止血)かかりましたからね!」(キリッ)って言うてた、ドクターかっけぇな。
容体は落ち着いているので、家族も帰宅して大丈夫、とのことだった。
妹がいてくれたので、帰る前にお水だけ買ってきておいてね、軟水ね!と頼む。
お水は何時になったら飲めるんだろう~~~~!(´;ω;`)ウゥゥ
長い長い一日
夜の間も頻繁に看護師さんが輸血や点滴、血圧や心電図の様子を見に来てくれて、
私は、眠ったり、酸素マスクが苦しくて何度か目が覚めたりしつつ、
夜中の3時頃、
はっ!昨晩10時に手術が終わったということは、
今3時だから丁度5時間!
もうお水が飲める?!
と思い、看護師さんに聞いたところ、
「もう夜中だし、先生に聞いてみないといけないから、明日の朝にしましょう。」
えっまじで?
・・・なんと明日の朝まで我慢せねばならんのか。
のどの渇きをこらえつつ、また眠りについたのだった。
いやはや、長い長い一日だったわ・・・。
2015-2-22
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