30Jan
骨シンチグラフィー検査のための注射
さて、今日は「骨シンチグラフィー」検査の日。
MRIやCTは聞いたこともあるし、
実際、人間ドッグで検査したこともあるので知っていたけれど、
「骨シンチグラフィー」???
そんなのあるのね、はじめて聞いたわ。
骨折や骨の炎症、がんの骨転移の有無を調べるための検査とのことで、
乳がんは骨転移しやすい「がん」なので、骨に転移がないかどうかを検査するのだそう。
ほうほう、なるほど。
まず、11時に病院へ行ってまず薬を注射。
薬が全身にいきわたるのを待ってから(2~3時間かかるみたい)検査は15時から。
この日は形成外科の診察も予約していたので、
待っている間、先に形成外科を受診した。
形成外科初受診
さてさて、注射のあとは形成外科へ。
乳腺外科から紹介の形で予約をとってもらっていた。
乳腺外科の先生から申し送りをしていただいているので、
現在の状態(左乳房のがんで左は全切除、右乳房のしこりの針生検の結果待ち)
を確認後、乳房再建の説明を丁寧にして下さった。
事前に、再建方法についてはググっていてなんとなく把握はしていたけれど、
実際に先生に丁寧に説明してもらうとわかりやすい。
先生が、「リアルな写真見て大丈夫なら見ますか?」とおっしゃるので、
「あ、大丈夫です!」と言うと、
がっつり医学書のがっつりばっちりのカラー写真を見せながら説明してくださった。
ちょ、まって。
リアルすぎじゃね?(笑)
なるほどどこをどうするとかの状態がすご~く良くわかったけど、
リアル過ぎてびびったよね(笑)
でも、ちゃんと見ながらお話聞きました。(キリッ)
乳房再建の方法
ざっくりわけて、シリコンインプラントを使う方法と、
自家組織(自分の体)を使う方法があり、
自家組織を使う方法には背中の組織を使う方法とお腹の組織を使う方法があり、
乳がんの病状や治療方針、胸の大きさ、自分の体の状態によって再建方法は限られてくるみたい。
私はサイズがEカップあるので、背中の組織を使う方法ではEカップの大きさが出せないとのこと。
出せてもB、C?くらい?らしく、
左のみ切除になる場合だと大きさの差(右との左右差)が激しくなるし、
もし右のしこりも悪性で両方切除になったとしても、
背中の組織を使う方法ではEカップの大きさが出せないのでよりかなり小さくなるのですと。
それはやっぱりイヤだしあな。
なので背中の組織を使う方法は選択肢としてはなし。
お腹の組織を使う方法だと、今の大きさは出せるとのこと。
が、しかし!お腹のおへそから下半分を結構な広範囲で切り取ることになるようだ。(脂肪、筋肉、血管)
うむむ、ちょっとこわいかも。
血管を繋ぐことになるので、血管の繋いだ部分が詰まる可能性がある(10%くらい)ことや、
お腹の脂肪は、胸に移植しておっぱいを作ったとしても、性質としてはあくまでもお腹の脂肪なので、
体重の増減があると、おっぱいも増減してしまうのですと!
ほほう・・・。
ダイエットすると、胸(お腹のお肉)が減ってしまうってことね。
ということは、右側に合せてお腹の組織で左右対称に再建してもらったとしても、
体重の増減で左右対称でなくなっちゃうってことか。
ふむふむ・・・。
あとは、お腹の組織をとった分全部は使えないかもしれなくて、
血流が悪い部分は使えないので捨てちゃうそう!
えっ。
私は、帝王切開でおへその下から縦にメスを2度入れているので
血流が悪くなってる可能性もなきにしもあらず。
妊娠腺もバリバリに残っているんだけど、
逆に帝王切開の傷の部分と妊娠腺の部分は切り取る形になるので、
妊娠腺と帝王切開の傷は小さくなるとのこと。
(皮は使わないのでおっぱいに妊娠腺がうつることはなし)
ほほう~。
で、自家組織ではなく人工物(シリコンインプラント)を使う方法。
手術後、エキスパンダーという皮膚を伸ばすための風船みたいなもの(拡張器)を入れて、
皮膚が伸びるまで数カ月入れておいて、シリコンに入れ替える、という流れみたい。
この方法だと、今回手術で切除する部分以外にメスを入れなくてもいい。
でも、入れるのは体にとっては異物なので異物を入れることに対してのリスクあり。
などなど、再建方法について一通り説明してもらい、
その後上半身脱いでおっぱいの写真を撮ってもらい
(現状のおっぱいの形に近づけて再建するため、正面、左右ななめ向き、横向き)
そんな感じで形成外科の診察は終了。
形成外科受診が終わったのが、12時くらい。
その後、会社へちょっと寄ってから一旦自宅にご飯を食べに帰った。
薬を注射してから検査まで結構時間があるなあるなぁ~、なんて思っていたけど、
ご飯を食べて自宅を出るのがギリギリの時間になってしまった。
骨シンチグラフィー検査
検査室の前で待っていると名前を呼ばれて検査室の中へ。
お手洗いを済ませて検査着に着替え、
案内されて、検査台に横になる。
まず、あお向けの状態、15分かけて機械の中を通っていく。
その後、右向き、左向きで各15分。
合計45分。
15分毎に体勢を変えたからか、そんなに長くは感じなかった。
帰宅後、実家へ
病院から帰宅後は実家へ行って母や妹に今日のことを報告し、再建方法の相談。
う~~~む。どういう形で再建するか?
なんかめっちゃ悩む!!!
乳がん告知を受けた時よりも、
今日の再建方法のお話の方が、ある意味衝撃なんですけど私。
いや、ショックとかではないんだけど、
とにかくどの方法にするかというのをね、自分で考えて自分で決めないといけないというのがね。
う~ん、悩む。
2017-01-30
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